他の国と同じように、日本でも「映画」という文化があります。
オリジナル作品もありますが、小説を映画化したり、アニメの実写化をしたリなど、様々な種類の映画が数多く公開されています。
そんな数多くの映画の中でも、1年間で数本は大ヒットとなる映画も出てきます。
2022年もすでに数ヶ月程度となりましたがすでにいくつかの大ヒット作品が誕生しています。
この記事では、そんな「2022年に日本で人気となった映画とこれから公開の注目映画」について解説していきたいと思います。
2022年に日本で人気となった映画
それでは、さっそく2022年に日本国内で人気となった映画をいくつか挙げていきましょう。
『キングダム2』
『キングダム2』は、2019年4月19日に日本で公開された『キングダム』の続編映画です。
この『キングダム』は、57.3億円の興行収入となった大人気映画で、漫画『キングダム』の実写化映画となっています。
日本のみならず、シンガポールやカナダ、アメリカ、ドイツ、韓国などでも公開されました。
そして続編である『キングダム2』が7月15日に公開されると、数多くのファンが押し寄せ、8月11日までの4週間ほどで観客動員数263万人、興行収入37.5億円を突破しました。
上映期間は決まっていませんが、おそらく10月の上旬ころまでは公開しているはずです。
春秋戦国時代の「奏」で主人公、信(しん)が天下の大将軍を目指すという物語です。
敵味方関係なく魅力的なキャラクターが多く、信念を貫き通すカッコ良さなどが大きな魅力となっています。

『ONE PIECE FILM RED』
『ONE PIECE FILM RED』は、日本の漫画史上一番の発行部数を誇る『ONE PIECE』の最新映画です。
8月6日に公開され、たった8日間で興行収入50億円を突破しています。
映画オリジナルキャラクターの「ウタ」を中心に物語が進んでいき、主人公のルフィ率いる「麦わら海賊団」やシャンクス率いる「赤髪海賊団」、海軍などの人気キャラが数多く登場します。
漫画の方も最終章に突入中ということでかなり大きな話題となっています。
『シン・ウルトラマン』
『シン・ウルトラマン』は、5月13日に公開した映画で、日本で古くから親しまれている特撮ヒーローのウルトラマンを題材にした映画となっています。
SF好きにはたまらない映画となっていて、興行収入も43.8億円と大ヒットとなりました。
制作陣には、2016年に公開し話題となった『シン・ゴジラ』と同じ企画・脚本の庵野秀明、監督の樋口真嗣が名を連ねています。
ウルトラマンという絶対的な存在はもちろん、俳優陣も日本でトップクラスの人気と実力を誇る斎藤工さんや長澤まさみさん、山本耕史さん、西島秀俊さんといった豪華なメンバーとなっています。
『コンフィデンスマンJP 英雄編』
『コンフィデンスマンJP 英雄編』は、1月14日公開の映画で、元々はテレビドラマとして放送され人気となり、過去に『ロマンス編』や『プリンセス編』という2つの映画を公開しています。
全てのシリーズでヒットとなっていて、今回の『英雄編』でも28.9億円のヒット映画となりました。
コメディやシリアス、そして知略戦などが織り交ざる展開の早い映画で、主演の「ダー子」を演じる長澤まさみさんの演技がかなり好評となっています。

2022年下半期の注目映画
2022年の後半にも、注目の映画の公開が控えています。
その中でも特に注目を集めているのが、『THE FIRST SLAM DUNK』です。
『THE FIRST SLAM DUNK』
『THE FIRST SLAM DUNK』は、週刊少年ジャンプで1990年~1996年に連載されていた大ヒット漫画です。
累計発行部数は1億2000万部となっていて、今も続編を望む声が出ているなど日本で長く愛されている漫画となっています。
アニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、2022年の12月3日に公開予定となっていて、大ヒットは間違いなしと言われています。
バスケットボール初心者の主人公桜木花道が一目ぼれした晴子の誘いから高校バスケットボールで奮闘する物語で、まだ詳細は不明ですが、今回の映画化はオリジナルストーリーか漫画で最も盛り上がった「山王工業」との試合が描かれるのではと予想されています。
原作者の井上雄彦さんが自ら監督と脚本を担当し、『進撃の巨人』や『ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー』などを担当してきたアニメクリエーターが集まって制作されます。
日本のアニメならではの迫力のあるシーンが多くなるはずなので、必ず興奮することでしょう。
まとめ
今回は、「2022年に日本で人気となった映画とこれから公開の注目映画」について解説してきました。
日本ではハリウッド映画などの海外映画も良く観られますが、日本国内で制作された映画やアニメ映画などもかなり注目されます。
今年は特に漫画の実写化映画やアニメ映画などがヒットになっているように感じます。
一定以上日本語が理解できるという人は、ぜひ今後も日本の映画をチェックしてみてはいかがでしょうか?



